株式会社加納幸

http://www.kano-ko440.com/

Follow

ストーリー

もっと読む

Maps

株式会社加納幸 http://www.kano-ko440.com/ 京都府京都市上京区上立売通堀川東入ル堀之上町 20

もっと読む

■加納幸ブランドの歴史
加納安治郎が明治22年(1889年)に亀屋佐兵衛のもとから別家、長男の嘉一郎、孫の幸一へと事業が受け継がれていく。

1976年、銀座の名門呉服店に修業に出ていた將資(現社長)が入社。銀座で培った感性と経験を元に都会的なセンスを打ち出した袋帯を手がけはじめる。

1985年、幸一が西陣織工業組合の理事長に就任し、以後6年間つとめることとなる。これにより、名実共に西陣の顔として加納幸の名が全国に広まり、幸一は西陣での功績が認められて 後に勲四等を受勲する事になる。

その後ものづくりは將資が中心となっていき、専門店指向のフォーマルでありながらセンスを 売り物にした製品に方向転換することとなった。加納將資のものづくりが始まって以降、皇室 お買い上げ帯を多くつくり、手織の最高級帯を手がける西陣有数のメーカーとして知られるようになる。作品の中には、世界で最も有名なファッション雑誌である「VOGUE Paris」にも掲載され、後にニューヨークのメトロポリタン美術館において、ジャパン・アート特別展に出展、現在も 同美術館に収蔵されているものもある。

1991年、幸一が会長に退き、將資が社長就任。都会的な独特の色使いとシックな感覚を前面に打ち出し、従来の和装の概念にとらわれないイメージのものづくりを行い続ける。

2008年の洞爺湖サミット、2014年のベトナム国家主席来日時にはいずれも外務省、総理官邸より西陣を代表する帯メーカーとして加納幸が選ばれ、総理夫人より各国夫人に加納幸の製品が手渡された。現在、將資と共に長男の大督が商品開発にかかわっており、コシノジュンコさんと共に、2014年国連総会のためにNYを訪問した総理大臣安倍晋三氏の紋付羽織袴を製作するなど、新たに独自の世界をつくりはじめている。


■加納幸のテキスタイル事業について
京都の西陣地区で織られた西陣織には1500年もの歴史があり、西陣は日本の帯のシェア80%を占める最大にして最古の、最高の技術を持った産地でもあります。加納幸は西陣織工業組合の証紙番号440番を保有し、126年の歴史を持つ西陣織のメーカーとして織物づくりを極めてきました。

西陣織の帯には多種多様な織組織があり、生地と柄の表現の幅が世界でも類を見ない程に広く、中でも加納幸の最も得意とする奥行きと立体感のある柄を織る技術は高く評価されてきました。加納幸は複雑な表現が可能な独自の組織と織機を持ち、長い歴史のなかで独自の進化を遂げつつ今日に至るまで職人から職人へと技術を伝承してきたのです。そして、長年蓄積してきた織の技術を、服地やインテリアのファブリックに応用すべく2015年にTextile部門を立ち上げました。


■Fab Cuir(シルク+レザーコンポジットファブリック)
レザー・シルク複合ファブリック。西陣最高峰の技術を駆使し、絹の経糸に革を織り込み生地を形成。同時に絹糸や金糸などで皮革の上に柄を織る事に成功しました。従来の革素材の加工である染め、型押し、プリントの上にさらに柄を織で自由に表現する事が出来るため、革の可能性が大きく広がった事になります。生地幅は30cmと90cmがあり、様々なアプリケーションを可能としています。この革織は、西陣のノウハウ、独自にカスタマイズされた織機、それを扱える熟練職人の3つの条件が揃わなければ織ることができない革新的な織物です。


■Kano-ko440
広巾の絹素材生地。服地やインテリアのファブリック生地は110cm幅や150cm幅の広幅で織る事の出来る、レピアといわれる単純な織機で織られています。レピアでは生地と柄の組織が分かれているような複雑な帯の組織ではなく、生地だけでしか柄を表現する事ができません。また、鮮やかな色の表現は難しく、またその単純な組織ゆえに平坦な柄の表現しかできませんでした。加納幸は帯で用いる独自の技術を広幅の生地に応用し、今まででは出なかった奥行きのある立体的な柄の表現や、鮮やかな色で柄を表現した生地を実現。加納幸の440ラインとして発表いたしました。
pagetop