高度な伝統技術の融合「家具・仏壇」

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「家具・仏壇」特集

森林資源に恵まれた日本では 、古くから木工品がさかんに作られ 、発展してきました。木工品のなかでも日本の伝統的な収納家具である「箪笥」や、寺院の宮殿を家庭用に小型化した「仏壇」は、製造工程が複数に分かれ、完成までに長い時間がかかります。

箪笥は箱型で引き出しがつく構造で、仏壇の多くは正面に両開きの扉があり、屋根と引き出しのある台座がついています。いずれも隙間なく正確に木材を組み合わせ、細かな装飾を加えて仕上げる高度な技術が必要とされます。工程ごとに専門の職人が存在し、釘や接着剤を使わず木の板だけで箱を組み立てる「指物」、木の特性に合わせて何種類もの小刀を使い分け細やかな彫刻を施す「彫り」、天然塗料である漆を塗って木目の美しさを保つ「塗り」、銅板などの金具に文様を打ち出す「飾り」といった日本独自の加工を施します。

代々受け継がれたいくつもの技術が集結したものが、日本の伝統的な家具・仏壇なのです。

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