日本の漆(うるし)

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日本の伝統文化に根差し、デザイン性の高い日本の漆(うるし)



漆器とは、木材を加工して作った木の素地(木地)に、漆の木から採取される樹液を塗って仕上げた工芸品を指します。1 1 世紀初期に生まれ、16世紀後半には日本各地で技法が確立し産業として発展しました。現 在は「伝 統的工芸品」として国が指定しており、日本の23の地域で生産されています。


漆は艶やかで美しい見た目だけでなく、堅牢で一度乾いたら剥げにくく、防水・防腐性・抗菌性に優れ、熱や電気の絶縁性にも長けています。 また 、経年劣化した漆器は 、塗り直すことで半永久的に使い続けることができ、エコ的視点からも一目置かれています。 


漆器づくりは、木地に漆を何度も塗り重ねるという非常に手間がかかる作業です。目的・用途によって漆の表面に金銀や貝、色漆などを用いて華やかな加飾を施すことは共通していますが、産地ごとにその工程・素材に違いがあります。


漆器には、手数をかけることに価値を見いだす日本らしい姿勢がにじみ出ており 、現在は 、食器をはじめ 、インテリア 、アクセサリーなど 、暮らしを彩る幅広い製品に漆の技術が使われています 。

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